テーマ:ステレオ

1950年代のオーディオの音を、小林秀雄はどう聴いたか

 マスタリングの話が続きましたので、今日はいつもと違った話題でお口直しをしていただこうと思います。じつは先日、あることを調べていましたら、文芸評論家・小林秀雄さんに『ヴァイオリニスト』という原稿があるのに気づき読み直してみました。  私たちの世代の文学青年にとっては、小林さんを読むことは通過儀礼のようなものでしたから、私もずいぶん読みま…
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“いい音”と“マスタリング”の関係(2)

 ワルター指揮、コロンビア交響楽団のベートーヴェン交響曲第3番のCDですが、知人からプレゼントされたアメリカプレス盤(写真右)を聴くと、日本プレス盤(写真左)の音とは少し違うのです。どちらがいいとか、悪いという次元の違いではありません。どちらも同じ演奏であることは間違いありません。  音は再生装置の違いや、聴く人の経験、あるいは好み…
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ステレオの思い出~最初のステレオ、そして岡俊雄さん(2)

 物心ついたころから身近にあるものについては、それがどのようにして生まれ、なぜそのように動作するのかについて、人は特に関心を払わないものです。たとえば、私が生まれた1940年代にラジオは、性能の差はピンからキリまでさまざまでしたが、すでにほとんどの家庭にありました。ですから私は子どものころ、ラジオがどういう原理で放送電波を音に変えてくれ…
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ステレオの思い出~最初のステレオ、そして岡俊雄さん

 オーディオがモノーラルからステレオになったのは、今からおよそ50年あまり前のことです。ステレオの録音再生の実験は1930年ころから行なわれていましたが、世界的統一規格のもとで正式にスタートしたのは、「オーディオ50年史(日本オーディオ協会)」によれば、1958年です。この年6月、RCAビクターが「ベートーヴェン:交響曲第7番」、「スト…
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